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2012年12月2日午前8時頃、山梨県の中央自動車道 笹子トンネルで天井板の崩落事故が発生した。
この笹子トンネルが利用されてから35年が経過しており、道路全般の老朽化対策について検討を始めたばかりだったという。
崩落した天井板はプレキャストコンクリート(PC)板と呼ばれ、板1枚は幅5メートル、奥行き1・2メートル、厚さ8〜9センチ、重さ約1・2〜1・4トン。
トンネルは補修工事が進んでいる段階で復旧のめどは立っていない。ここで問題になってくるのが、あと1か月後のお正月による帰省である。明らかな現状だと笹子トンネルがお正月の1月に使用できる可能性は限りなく0%に近い。ここで利用者は一般道に降りるか、それとも迂回路を行くか、お正月の帰省組が頭を抱える事態となっている。
3日現在、天井板の崩落事故で死者の数は9人と増えている。
中央・東名を管理・運営するネクスコ中日本や中央環状線を管理する首都高速道路の責任追求が求められる。