敷鉄板（敷き鉄板）、建設資材の運搬なら東栄機工

クランプは主に手動ロック式だと２種類存在し、縦つり用と横つり用がある。また自動ロック式だと縦つり用となる。

■使用方法

クランプは、専用クランプを除いて一般の縦つり及び横つり型ではつり荷重をカム(歯)に伝達させ、つり上げ物に噛みこませ(歯形をつけ)て、種々なつり上げ物をつることができる。つり荷が軽くて歯形がつかない場合摩擦に期待するほかなく、滑りを生じつり上げができないことがある。

許容板厚の範囲で使用しつり角度は60度以内とする。クランプの開口部の奥まで十分に差し込むみ、複数個でつるときは、荷の重心がつり点の中心になるようにする。

■注意事項

1. 一点づりはしない。
2. 塵埃，砂粒等を除去し、清潔な状態保持する。
3. ロープグリースが適量塗布された状態に保持する。
4. 補給するロープグリースが既塗布のものと同系統のものとする。
5. 端末部は雨水が浸入しないように保護する。
6. ドラム及びロープ車に接する部分で断線している素線は、ストランドの谷部から折って取り除く。
7. 端末部に異常が認められた場合は、補修又は切詰め，あるいは必要に応じて天地振替えを行う。
8. クリップにゆるみが認められたら直ちに締め直しを行う。

■廃棄基準

1. 素線の飛び出し
2. 心のはみ出し
3. ストランドの落ち込み
4. ストランドの飛び出し
5. 偏平
6. プラスキンク
7. マイナスキンク
8. うねり
9. かご状
10. 摩耗
11. 腐食