建設用語集

シーブ

ロープ径に応じた溝を設け、ワイヤロープが外れたり変形しないようにした滑車をシーブという。シーブは軽く、かつバランスのとれたものでないと、なめらかに回転しなくて片減りを起し、ワイヤーロープの磨耗を早めたり、形くずれをおこして断線の原因となります。シーブの溝底に巻いたワイヤロープの直径間の距離をシーブ径といい、ロープの構成、材質、使用条件に応じてシーブ径とワイヤロープ径の比がクレーン等構造規格によって定められている。シーブは、ワイヤロープの方向を変えたり、つり荷を引っ張る力の大きさを変えることができる。

シーブ