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国土交通大臣の指定機関がトラック、バス、タクシーなどの営業用自動車の運行の安全確保のためにも設けられた国家資格。原則的に、この試験に合格して運行管理者資格証を取得した者でなければ運行管理者として選任されません。
運転車の健康管理はもちろん日々の乗務記録や点呼などを行い、教育、労働管理を行う。また、車両数(被けん引車両除く)によって運行管理者の必要人数が決まっている。
1年に2回ほど開催され、間隔は半年に1回のペースである。
下記のどれかを満たしていれば受験資格が与えられる。
1年以上の実務経験を有する者。
NASVAが講習している「基礎講習」を修了している者。
またその「基礎講習」の修了見込みがある者。
試験タイプは貨物と旅客が存在する。
貨物
①貨物自動車運送事業法
②道路運送車両法
③道路交通法
④労働基準法
⑤その他運行管理者の業務上必要な知識・能力
旅客
①道路運送法
②道路運送車両法
③道路交通法
④労働基準法
⑤その他運行管理者の業務上必要な知識・能力
問題の6割以上で合格となるが、各設問ごとに1問以上の正解もしないといけない。
平成24年8月に実施された結果では、貨物は41.2%と低く、旅客は55.5%となる。
貨物の方が合格率は低い。