建設用語集

移動式クレーン

東栄機工所有のラフタークレーン

 

移動式クレーンとは基本的に荷を動力を用いて吊り上げ、これを水平に運搬することを目的とする機械で、原動機を内蔵し、かつ、不特定多数の場所に移動できるクレーンをいう。

 

移動式クレーンには様々な種類があり、下記がその分類表にあたる。手書き箇所もあるがご了承ください。

 

移動式クレーンの種類表


上記の通り、おおまかに移動式クレーンから「トラッククレーン」「ホイールクレーン」「クローラークレーン」「鉄道クレーン」「浮きクレーン」「その他」と6種類に分類される。

 

いくつかのクレーンについては別で詳しく書いているので参考にしてもらえると嬉しいです。

 

オールテレーンクレーン

ラフタークレーン

クローラクレーン

 

この移動式クレーンを運転するにはもちろん資格は必要になるのだが、つり上げ荷重によって3種類、資格が存在します。

 

まず一つがつり上げ荷重5トン以上の物を吊り上げる際に必要なのが「移動式クレーン運転士」です。

次はつり上げ荷重が1トン以上5トン未満の物を吊り上げる際に必要なのが「小型移動式クレーン運転技能講習」です。

最後につり上げ荷重が1トン未満の物を吊り上げる際に必要なのが「特別教育」です。

 

この違いは移動式クレーン運転士の学科試験にも頻繁に出題されるので覚えておく必要があります。